2011年7月3日日曜日

誰も書かなかった中島みゆき論ベスト200を聞いてみよう その19

7月中に終わらせたいので、一気に行きます。161位〜180位です。

ひとり遊び:163位。ひとり遊びをしているのに「あたしの影を追いかけて」という無茶を言うところが淋しさを表しているように思います。曲自体にも淋しさがあり、独りでただ遊んでいるさびしさも出ていて、泣きたくなるような世界が描かれているように思います。鍵っ子だった私が、帰宅したとき「ただいま」と言って「おかえり」を期待したかのような、そんな感じを受けました。

SMILE, SMILE:172位。風変わりな声で歌われる曲ですが、その曲に「君」の大切さが、「君」がいかに自分にとって必要かが歌われているような気がします。人から必要とされることは、精神的にしんどい日々を送る寂しい人には絶対不可欠なことですが、それを少しデフォルメしながら歌った歌ではないかと思います。

永遠の嘘をついてくれ:173位。中島みゆきがセルフカバーした曲は多数ありますが、その中で、中島みゆきよりも本家本元を数多く聞いている、唯一の曲です。父が吉田拓郎のファンであるため、中島みゆきの歌うこの曲よりも、吉田拓郎の歌う曲のほうが多く聞いているのです。これはやはり、嬬恋コンサートに尽きるでしょう。実際に見たわけではないですが、ビデオで見るに付け、凛とした姿に感動を覚えます。

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