2011年4月12日火曜日

「無駄に明るいことがわかる」節電

この大震災の後、首都圏の停電で「普段が無駄に明るいことがわかった」という言明を耳にします。

実際、スーパーなどは電気を消していますが、実にありがたい。もともとスーパーが明るすぎて、やや眩しいと思っているので、照明が間引きされているスーパーは目にやさしいように感じます。また、電気をつけっ放しにすることが減っているのも喜ばしい。無駄遣いというのは全く無意味だと思うからです。

その一方で、暗くなっている道などもあります。私はこれが必ずしも良いとは言い切れないと思います。明るいところほど犯罪抑止効果があると言われています。特に小学生などには「夜遅くなって火がくれてしまったら出かけない方がいいし、出かける時もできるだけ明るい道を通りなさい」ということが多いのではないでしょうか。

この節電の機会に
・無駄に明るいところ
・明るくしておかないと何らかの重大な不都合が生じる(犯罪が増えるなど)ところ
を明確にして、これからの都市が続いていけばよいのではないかと思います。

適切という言葉は最も難しいのですが、明るければいいという考えを見直し、ちょうど良い光、優しい量の光というのを考えていくことで日頃の節電につながるのではないかと思います。

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