2011年4月1日金曜日

新年度を迎えて

新年度を迎えました。

物語はドラマチックな方がいいという人もいると思うのですが、私が好きなのは、淡々とした物語です。最近読んだ「つむじ風食堂の夜」や「図書館の神様」は、本当に淡々としていて、山というような感じもなく、静かに始まり,静かに進み,静かに幕をおろします。その中にこそ、日常があるのではないかと思います。

新年度が始まりましたが、私はドラマチックな日々を期待していません。
淡々と、淡々と
ただ、自分の中のいい人と談笑をして
ただ、自分の好きな人の幸せを喜び
ただ、自分の好きな趣味を深める
そんな日々を過ごしたいと思っています。

弱くて、寂しがりやで、恨み屋の卑屈な人間でも、淡々とした日々を送る権利はあるのではないかと、そう思います。どうか、淡々と、日々を過ごさせてください。平和に、乱れずに・・・。

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