2010年12月20日月曜日

誰も書かなかった中島みゆき論ベスト200を聞いてみよう 番外編1

12まで来たこのシリーズですが、どうやら年内に終わるのは無理そうです。まぁ、いつ終わると決めたわけでもないのでいいかな、と。

ここで、少し番外編を入れてみます。上記の「誰も書かなかった中島みゆき論」ベスト200は心守歌のアルバムまでしかカバーしていないので、その後に出たオリジナルアルバムからお気に入りを紹介したいと思います。

・銀の龍の背に乗って:みゆきさんいわく「知られている曲も良し悪しよね、間違っちゃったらすぐ分かるけど、はじめにイントロですぐ分かってもらえる・・・。」との歌。私自身はずいぶん長く聞いている歌の一つです。「やわらかな皮膚しかないわけは人が人の痛みを聞くためだ」の歌詞が一番心を打ちます。離島医療をテーマにしたドラマの主題歌ですが、相応しい歌詞であると感じました。

・無限・軌道:無限大にあるということをテーマにした曲。数学的にも難しいとされる無限大ですが、数学的な意味以外でも無限大はいろいろな意味を持つということを見せてくれます。次の「メビウス」もこれと同じことをいっているように感じますが、こちらのほうがより具体的です。

・メビウスの帯はねじれる:位相数学等で有名なメビウスの帯。トポロジーという分野のひとつだったと思いますが、詳細は知りません。その、メビウスの帯をたどっていったときに無限に現れるねじれを表しているように感じます。日常という、一見捻れた無限を表していると思ったのは私だけでしょうか?

この、番外編を全部で5回やろうと思っています。
次回は「ララバイSINGER」、その後は「I Love You答えてくれ」「DRAMA!」「真夜中の動物園&シングル」各1回の予定です。

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