2010年11月10日水曜日

Fortranの本を書く

色々な機会でプログラミングをして、CほどではないですがFortranを使う機会が増えています。自分で書きためたドキュメントもあるので、それらを利用して、また、TeXのさらなる技術向上も目指してFortran90/95の入門書をつくって公開しようと考えました。

今回のスタイルは
1.プログラミング経験のない人がFortranを学ぶが、基本的なLinuxやWindowsの操作は知っているものとする。
2.例題や演習を多く取り入れて、十分多くのソースを書いて身につけることを意図する。
3.アルゴリズムを初め色々な例を取り上げて「組める」ようにプログラムを記す。
4.例題には十分に解答例・解説を記して一つの手本となるように記す(手習い志向)。演習にはおおざっぱな解答あるいは自力で組める程度の解説をつけておく。
5.数学に関する補足などを付録に書いて、コンピュータ以外の知識は高校卒業程度にあれば読めるように工夫する。
といったあたりです。

Fortran90/95の日本語で書かれた入門書は数冊しかなく、演習が十分と思えるものは翻訳版のものしかありません。その翻訳版も、訳はいいのですが、問題はアメリカのものなので日本にそぐわない感がして好きではありません。日本語の、演習が十分ある解説書として自分の本を書きたいと思います。その意味で、類書と解説は代わり映えしないのかもしれませんが、演習の面で類書と違うものをかければ、と思います。後は、無料公開で、少しでも多くの人に活用してもらえれば、自分のノート+アルファではありますが、うれしい限りです。

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