2010年10月18日月曜日

誰も書かなかった中島みゆき論ベスト200を聞いてみよう その9

ついに第9回です。たまったらHPでまとめます。
61位~70位ですね。

ALONE,PLEASE:61位。なんとなく、曲調が大人っぽくて、"Leave me Alone,please"のリフレインが静かに響きます。この一言が、泣いているところを隠している、そんな大人を表しているのだろうと思います。そう思うと、まだまだ私は子供で、むしろ昔からの、「泣けなくなるなら大人になりたくない」という思いが頭をもたげてきます。"Leave me Alone,please"、私にはあまりないですが、それでも友人で幾人かそういう人が居て、一人で始末してしまうのをすごいなと感じながら、大丈夫かなとも思ってしまいます。

歌をあなたに:67位。「あんまり淋しくて死にたくなるような日は、この手の中の歌声を受け取って歩くのよ」の一節が好きです。寂しくて死にたくなるような日、というのはものすごく具体的で、あまりに実感できるという怖さがありますが、それでもそんな日に「この手の中の歌声を受け取って歩く」、何もできなくても歌を贈るという温かさが現れています。そんなあたたかい声があって、私は寂しさを克服できたのだと思いますが、しかしながら、寂しいと死ぬというのはうさぎだけではなく人間でもあり、それを何とかするという意味でも、先の一節が大好きで仕方ありません。

五才の頃:68位。いろいろな解釈があるみたいですが、私はそこまで深い解釈はできませんので、もう少し浅い、感想です。「泣きだそうとしても 泣き顔がない」それが現実です。私は泣きますが、でも泣き顔がわからないのです。なぜなら、心で泣いても、体で泣いた覚えが無いからです。少しだけ、ほんの少しだけ、後輩たちの心遣いに嬉しくて泣いたのがいったいいつだったでしょうか。本当の意味で泣くのがいつなのか、そして、今泣き顔のなくなった自分は、泣き顔を手にできるのか、5つの頃を思い出して…という気のする歌です。

0 件のコメント: