2010年7月22日木曜日

親に内緒で

私のブログは、自分自身の意見を記していますが、親にはナイショにしていますし、また、バレることのないようにもしています。仮に親が私のブログを呼んでいたら、いったいどれほどの無用な心配をかけることか、またどれだけ「ワケの分からない」批判を受けることかと思います。

成熟した大人であれば、きちんと自分を育ててくれた親には敬意を表してしかるべきであると考えていますし、事実私も親には感謝・敬意等様々な感情をいだいています。しかし、それでもやはり人間同士であるので反発する部分もあります。

そんな反発する部分というのは中学生や高校生の頃、いろいろな人と話していた文化部差別に関する話です。一般の人は気づかずに、また、さも当然かのように運動部を是としています。私のかつての友人にも、イメージだけで文化部への入部をしないように親から言われたという人がいました。

文化部が運動部に比べて学校で目立つことが少なく、また、大会の規模も小さいことから、文化部は部活としては横の方にある、という感を受けます。私はそれが大嫌いで、中学校でも高校でも文化部の活動の活発化を唱えていました。自分自身の熱意もあってか、中学の頃は多くの友人が文化部に対する理解をいだいてくれましたし、高校では生徒会の役員だったこともあって、文化部の発表する場をきちんと作ることのできた日々だったと確信しています。

ですが、共に運動部よりの考えだった親に、その考えは理解出来ない様でした。「変なやつと思われるからやめておけ」と言われたのを今でもはっきり覚えています。

私の考えに同調してくれている人は運動部出身の人も含めて決して少なくはないのです。しかし、親にとっては、一般と違う考え方の愚息は奇人にしか見えなかったのでしょう。

自分の意見を貫いて、それが変に思われる。それは当然のしかるべきことなのですが、親にとってはそれよりも、自分の息子が奇人でないことの方が大事だったのでしょう。変に思われてほしくなかったのでしょう。変に思われるのは決して快いものではありませんが、しかしながら、意見を正しく述べることができないことには変に思われることとは比にならないほどの不快感を感じます。

そういう意味で、私はこのブログを親はじめ親族には決して見せようと思いません。また、見せることになんの利益も感じていません。親に相談したいと思うことはブログなどにかかずにまずは電話なりなんなりで相談しているのですから、そもそも親にブログを見てもらう必要はないわけです。私のブログは日常を書く事よりも意見を書く事が中心なわけですから。

親は尊敬しています。でも、自分の書く意見について、それが他人と違っているときに、変だと思われているからやめろという人々に、私の書く意見を逐一見せる気は毛頭ありません。見せる気があるのなら、ここ最近全くしていませんが、新聞投稿をするだろうと思います。

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